春海橋

公開2004/09/09
撮影2004/09/07

蛞蝓なめちゃん


ぇえー、豊洲から月島まで行こうと、石川島播磨だの日本ユニシスだのを眺めながら橋をわたったわけです。ふと横を見ると、橋の横に怪しげな鉄橋があるではありませんか。

線路は単線で、草ぼうぼうでございます。

岸側は金網が張られ、その先はやはり草ぼうぼうでございます。このあたりは線路にそって「春海公園」という細長い公園になっています。

線路はセメント工場の入口を横切り、金網の向こうに・・・続きません。線路がなくなっています。

工場の入り口です。

晴海通り。左下の写真は、陸橋の上から来た方向(豊洲方面)を振り返ったところです。左手の背の高いビルは日本ユニシス本社ビル。右手の緑の中に線路が隠れています。
右下の写真はその反対側で、晴海方面を眺めたところです。右の背の高いビルは晴海トリトンスクエアの一部ではないかと思います。この写真では、左側が怪しい森です。

[豊洲方面を眺める] [晴海方面を眺める]

さらに公園を歩きつづけて、こんなものを発見しました。取り外されたレールのようです。

鉄橋は晴海と豊洲を結ぶ貨物線が通っていたようです。「国土情報ウェブマッピングシステム(試作版)」で調べてみると、貨車の姿が見えます。画像は直リンです。クリックすると拡大しますが、かなりでかいです(1.6M, 1.7M, 2.7MB)。
橋の右下に貨物船が見えます。昭和49年が4隻、54年が2隻、59年には1隻と、だんだん減ってゆくのが寂しいですね。その右下は石川島播磨の造船ドックではないかと思います。

▲ 昭和49年 (1974)
▲ 昭和54年 (1979)
▲ 昭和59年 (1984)

また、この鉄橋周辺は1960年公開の東宝映画「秋立ちぬ」のロケ地であったそうです。「日本映画100風景」に紹介されておりました。
というわけで、本日の探検はおしまいっ。


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