一月一日

--- The First, January ---
【  曲 名  】一月一日 (官報第3037号附録)
【 作曲者名 】上 真行
【 作詞者名 】千家 尊福
【アーティスト】−
【データ作成者】蛞蝓なめちゃん (odasan@ma.catv.ne.jp)
【 データ形式 】標準MIDIファイル(.MID) Format 0 :Timebase=120
【 作成ソフト 】Cakewalk Professional Ver 7.0
【 対応音源 】GS,GM (データ作成時は SC-88 Pro を使用)

明治26年8月12日、文部省告示第三号として、「祝日大祭日歌詞竝(ならびに)楽譜」というのが官報に掲載、公布されました。掲載されたのは「君が代」「勅語奉答」「一月一日」「元始祭」「紀元節」「神嘗祭」「天長節」「新嘗祭」で、後に制定された「明治節」を加えて、「儀式唱歌」と呼ばれています。太平洋戦争終結まで、50年以上も学校で歌わ(さ)れていたわけです。この中で、こんにちまで歌い継がれているのは「君が代」と、この「一月一日」だけですね。

作詞の 千家尊福(せんげ たかとみ)さんは、東京府知事、貴族院議員、司法大臣を歴任された方で、もとは出雲大社の宮司だったそうです。作曲の 上真行(うえ さねみち)さんは宮内省楽師 兼 東京音楽学校教授であったそうです。詞も曲もパブリックドメインになっています。

年の始めの 例(ためし)とて、
終なき世の めでたさを、
松竹たてて 門(かど)ごとに
祝(いお)う今日こそ 楽しけれ。

初日のひかり さしいでて、
四方(よも)に輝く 今朝のそら、
君がみかげに 比(たぐ)えつつ
仰ぎ見るこそ 尊とけれ。

上記は大正2年 文部省告示で改められた歌詞でございまして、官報に告示発表されたときは、2番の歌詞が下記のようであったそうです。
初日のひかり 明(あき)らけく、
治(おさま)る御代の 今朝のそら、...
今回も、資料関係は 堀内敬三/井上武士 編「日本唱歌集」(岩波文庫)にお世話になりました。

このデータは、去年(1997年)の大晦日にギターソロ用にアレンジしたものを、改めてギターデュオに書き直して、 Velocity だの Tempo だのを修整したものです。かれこれ1年 近く続いている「童謡唱歌 弾けないギターシリーズ」「弾けるかも知れないギターデュオシリーズ」の契機となった曲で、なかなか感慨深いものがあります。

歌は2番までですが、4コーラス演奏しています。基調はサンバ風の軽いノリで、間に短調の変奏を入れたりして、楽しみながら作りました。