女学生

--- Estudiantina ---
【  曲 名  】女学生 (Estudiantina)
【 作曲者名 】Charles Emile Waldteufel
【 作詞者名 】−
【アーティスト】−
【データ作成者】蛞蝓なめちゃん (odasan@ma.catv.ne.jp)
【 データ形式 】標準MIDIファイル(.MID) Format 0 :Timebase=120
【 作成ソフト 】Cakewalk Professional Ver 7.0
【 対応音源 】GM (データ作成時は SC-88 Pro を使用)

FMIDIDAT で安達明 版「女学生」を打込んだ勢いで、つい作ってしまいました。「ワルツ名曲集」というちっちゃなピアノ譜本を持っておりまして、同じ名前の曲があるなぁ...と思っておりまして、聞いたことはなかったのですが、打込んでみると、どこかで聞いたことのあるような曲でした。きゃははは。

ギターデュオでアレンジ致しました。だいたいピアノの右手が第一ギター、左手が第二ギターですが、ギターはピアノより音域が狭いもんですから、適当にオクターブ下げたりしまして、鳴らしてみると音がスカスカだったので、これまた適当に厚くしてみました。

この曲は全部で4つの部分から構成されておりまして、さらにそれぞれが A-A-B-B-A とかで繰り返しが多く、コピー&ペーストでは飽きてしまうので、なるべく同じ演奏が続かないように努力致しました。でも元の音につけ加えていくだけでは変化が乏しいので、4曲めでは三連符でアドリブやってます。

でもって、てっきりウィンナワルツだと思ってたのですね。実は。ところがウィンナワルツって、確かテンポが速くて、2拍めだか3拍めだかが早いか遅いか強いか弱いか長いか短いか...だったなぁと思いつつ、2拍めだか3拍めだかが早いか遅いか強いか弱いか長いか短いかが思い出せず、しかも家にはウィンナワルツのレコードがなくて、近所のCD屋にもこの曲のCDがなくて、スーパーでウィンナソーセージを買ってもしようがないので、喫茶店でウィンナコーヒーは高いのでやめて、某パティオでウィンナワルツは2拍めにアクセントがあるというようなことを教えていただいたものの、その通りにしてもなんかしっくりこないところがあって、ようやく銀座山野楽器でこの曲の収録されたCDを見つけて、買ってみたわけです。んでもって出谷啓さんの解説を読んで、火っ栗仰天。天を仰いで地に伏して、匍匐前進で後ずさりしてしまったですよ。

ウィンナワルツではなく、フレンチワルツなわけですね。明治の鹿鳴館時代はオーストリア-ハンガリー帝国との国交があまり密ではなく、むしろワルトトイフェルのフレンチワルツの方がポピュラーであったそうな。しかも...
CDの曲目解説にはしっかり「典型的なスパニッシュワルツである」とまで書かれておりまして、固く開いた三つの目から大粒の鱗がこぼれ落ち、思わずくしゃみをしてしまいました。でも、そーゆーことは気にせず、何も知らずに最初に作ったデータをごみ箱から拾い出して、何くわぬ顔をしてアップロード致しました。

GM System On と GS Reset を入れてあります。音色いじったり変な音(フレットノイズとかハーモニックスとか)使ったりはしておりませんので、普通に GM で再生していただけます。また Format 0 で保存しましたので、WEB 上でストリーム再生することも可能です。なお、SC-88 のナイロン弦ギターの音は硬くてボリューム感がないので、SC-88 をお使いの方は、ご面倒でも SC-55 マップにしてお聞きいただくとよろしいかと存じます。