赤い川の谷間

--- Red River Valley ---
【  曲 名  】赤い川の谷間 (Red River Valley)
【 作曲者名 】不明 (P.D.)
【 作詞者名 】不明 (P.D.)
【アーティスト】−
【データ作成者】蛞蝓なめちゃん (odasan@ma.catv.ne.jp)
【 データ形式 】標準MIDIファイル(.MID) Format 0 :Timebase=120
【 作成ソフト 】Cakewalk Professional Ver 8.0
【 対応音源 】GS (データ作成時は SC-88 Pro を使用)

19世紀末、アメリカの民謡ださうです。レツドリバアと云ふのは、テキサスとオクラホマの州境を流るる川で、ミシシツピ川の支流なのださうです。1940年のジヨン・フオド監督作品「怒りの葡萄」で挿入歌として使はれたさうです。

今を去る三拾余年前、私が中学生のときの音楽の教科書に掲載されてをりまして、然もわしの息子の音楽の教科書にも掲載されてゐるのでござゐます。息子の教科書には(二合) と書かれてゐて、おぉ此れは大きな徳利だと思つたのですが、実は二部合唱のことだつたのでござゐます。でも私のおぼえていた歌詞と違つてをりました。訳詞が違ふわけでござゐます。カミさんの持っていた「世界の愛唱歌集」に原詞が掲載されてをりまして、此んな感じです。

From this valley, they say you are going,
I shall miss your sweet face and your smile,
Just because you are weary and tired,
You are changing range for while.

Then come sit here awhile 7ere you leave us,
Do not hasten to bid us asieu,
Just remember the Red River Valley,
And the cowboy who loves you so true.

所が、こちらの方も私がおぼえていたのと違ふのでござゐます。
私の記憶によると...

From this valley they say you are going,
We will miss your bright eyes and seet smile,
For they say you are taking the sunshine
And the ... あかん。こっから先が思い出せん。

然も「世界の愛唱歌集」には後半部がありません。更に「ポピユラア・ソングのすべて」には後半がないどころか、二番の歌詞しか掲載されてをらないのです。謎です。

私が子どものころ、ウヱスタン・ブウムといふのがあつたやうです。ウヱスタン・カアニバルといふお祭りがあつて、ゴジラに壊される前の日劇が沢山のグルウプサウンズで賑わつたと、天保の飢饉で死んだ婆ちやんが、よく語つて呉れたものです。

スチヰルギタアを使ひましたゆゑ、GS 対応デヱタアと成りました。


その後、松本さんといふ方からメールをいただきまして、 歌詞が判明致しました。 さらに、アニーローリーいのち さんから、文法間違いの指摘をいただきまして、下記にあらためて掲載致しますでございます。

From this valley they say you are going,
We will miss your bright eyes and sweet smile.
For they say you are taking the sunshine
That has brightened our pathway a while

Come and sit by my side if you love me
Do not hasten to bid me adieu
Just remember the Red River Valley,
And the cowboy that's loved you so true.
_______(girl that has )
( ) は女性が歌うときの歌詞です

どうも、ありがとうございました。