前世紀、高校の選択科目に音楽を選択しておったわけですが、教科書にこれが掲載されておりまして、後にそれが前半部だけだったと知るのですが、「おぉ、これはGSだ」と思ったのでございます。GSというのは ぐるーぷさうんず ですね。転調するあたりがいかにもGSしていたのでございます。で、いつかアレンヂしてみたいなと思いつつ、かれこれ30年弱が経過致しまして、ようやく今日の佳き日に至ったのでございます。
詩は四連ございまして、シューベルトさんは初めの2つを繰り返し、3つめをちょっと変えて、最後は長調に転調しておられます。A + A + A' + A" でございますね。でも、わしは横着なので A + A' + A にしてしまいました。
ちょうど DF/DAT 用にスプートニクスを打込んでいたので、このデータもそんな感じで仕上がっております。あ、スプートニクスというのは、1965年ごろ活躍したスウェーデンのエレキ・インスト・グループですね。ギター2本とエレキベース、オルガンにドラムスという標準的な編成です。でもこのデータではギターをもう1本加えて、女声コーラスのようなものを加え、ついでにSEも入れてしまいました。SEというのは Systems Engineer ではありません。
NRPN を多少いじっておりますのとドラムセットに POWER DRUM を使っております関係で、GS対応音源でお聞きいただくとよろしいかと存じます。Delay も使っておりますが、大勢に影響ありません。制作は SC-88Pro を使いましたが、音源によって音色やバランスが違っても(わしは)気にしません。あはは。