道頓堀行進曲

--- Douton-bori March ---
【  曲 名  】道頓堀行進曲 (Doutonbori March)
【 作曲者名 】塩尻 精八
【 作詞者名 】日比 繁二郎
【アーティスト】内海 一郎
【データ作成者】蛞蝓なめちゃん (odasan@ma.catv.ne.jp)
【 データ形式 】標準MIDIファイル(.MID) Format 0 :Timebase=120
【 作成ソフト 】Cakewalk Professional Ver 6.0/7.0
【 対応音源 】GS,GM (データ作成時は SC-88 Pro を使用)
道頓堀は、1615年に久宝寺村の安井道頓と従弟の道卜(とうぼく)さんが完成させた、大阪市中央区から西区の南にかけて東西に通る運河です。南岸に芝居小屋や遊郭が置かれ、歓楽街として成長致しました。昨年7月には戎橋名物・グリコのネオンも新しくなったそうです。

「道頓堀行進曲」は大阪を描いた名曲でございまして、内海一郎さんがお歌いになられまして、作られたのは昭和初期で、松竹蒲田で同名の映画が昭和3年(1928年)に封切られていまして、当時は行進曲ブームだったそうで、石田一松さんらのレコードで「浅草行進曲」というのがあるそうですが、これが「道頓堀行進曲」の替え歌なんだそうです。

一昨年からロックアレンジ版としてとりかかっていた(けど行き詰まってうち捨てておった)のですが、このたびジャズ風アレンジ版として蘇りました。思いつくギターのフレーズがコードとうまく合わなかったのですが、横浜のチベットと言われる旧緑区の、とある賃貸マンションで温水シャワーに打たれながら修行している最中に、「これはジャズだ。どんな音でも sus4 とか 6th とか 9th とか11th とか 13th とかこじつけてしまえば、何でもありなんだ」と悟りを開きまして、結局、Standard Drum Set を Jazz Set に換え、Elec. Bass を Wood Bass に換え、Rock Organ を Piano に換え、おまけに Sax を加えて、ほとんどを書き直してしまいました。でもMuted Guitar のフレーズが残っていたりするところが可愛いですね。

サックスは Tennor Sax を割り当てていますが、実は音域外の高い音がひとつあります。でも Alto Sax だと音が柔らか過ぎてパンチがなくなっちゃう上に、音域外の低い音が5つになってしまいますもんで、そのままにしてあります。気にしないでください。