Oh! X

--- Oh! X ---

1980年代、日本のパソコン界をリードしていたのは、 NEC(PC)、富士通(FM)、シャープ(MZ)の3社でした。
ソフトバンクから、それぞれメーカー別のパソコン誌が発売され、 シャープは「Oh! MZ」というタイトルだったのですが、 X1、X1turbo、そして X68000 の人気が MZ シリーズを超え、 とうとう誌名まで「Oh! X」に変わってしまったのでした。 創刊号はA4ちょっと寸足らずの表紙とも194ページ。定価は540円です。


改題された「Oh! X」は1987年12月号から、X68000が生産終了後も 1995年12月まで発行されました。
1987年12月号のもくじは、こんなものでした。

正真正銘の Oh! CZ SPECIAL 15
カラー新製品紹介 X1twin/X1turboZII/X68000中野修一 16
話題のソフトウェア/新作ソフト情報 22
SPECIAL REVIEWS アルカノイド清水和人 24
SPECIAL REVIEWS ルクソール吉田幸一 26
GAME REVIEW マンハッタンレクイエム/タイムパラドックス/ジーザス 28
MUSIC PRO-68K清水和人 30
日本語で!? パブリッシング多摩豊 32
人類タコ科図鑑第1回 Jap meets Yankee祝一平 34
概論 Personal Computer X の展望斎藤晋 37
Oh!X 誕生特別企画 東京パソコン購入アドベンチャー 吉田幸一40
X1/X1turbo システム&プログラミング華門真人 43
X68000システムへのアプローチ松原優 50
ソフトウェア見聞録佐藤友彦 54
NEW Z-BASIC (CZ-8FB03)高野庸一 60
C Compiler Pro-68Kくわ野雅彦 62
オブジェクト指向のゲームプログラミング第1回 オブジェクトの正体を探る 浜口勇67
マシン語体操1・2・3 ローマ字カナ変換でより使いやすく 泉大介73
英会話とファジィコンピュータ勝元信 82
プログラミング実況中継8回表 Super やりとりくん制作物語 高原ひでき84
X68000BASIC入門 第5回 スプライトの炎の中で中森章 90
メモリスイッチの解析/ROMDB.SYS 100
THE SENTINEL 103
タートルグラフィックパッケージ TURTLE長沢克美 104
X1turbo版S-OS "SWORD" アフターケア ラインプリントルーチン 華門真人112
PASOPIA版 S-OS "SWORD"石川裕一 103
X1/X1tutbo用カードゲーム SPEED島村徹 142
X68000用ファイルコンバータ MACS/HELPS古藤只充 145
1画面マシン語入力ツール 掟破りのMEMEDO-C酒井泰幸 149
2/3画面ゲーム WARP!寺川誠
MZ-1500ゲーム用サブルーチン BATTLE SUB菅原悟
Oh!X LIVE in'87 SPLASH WAVE西村英樹 151
Oh!X 質問箱 154
STUDIO X 156
愛読者プレゼント 161
ポケットコンピュータ PC-1246DB/PC-1248DB 162
ペンギン情報コーナー/Again Watch 163
FILES Oh!X 168
Oh!X 標準入力ツール MACINTO-C 172
編集室から 176

しかしながら、X68000のユーザーパワーはすさまじく、 廃刊から約3年。1998年11月に「Oh! X」は、不死鳥のごとく よみがえったのでありました。 記念すべき復刊第一号は、かつてと同型で表紙とも244ページ、 定価はなんと 本体2,381円+税 でございます。


[第二別館]
Oh!X ぜんぶで97冊他、X68000関連のページ

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