DTMの作業場
--- DTM Machine ---
1999年5月9日撮影
えっと、たいした機材があるわけではございません。
- 中央に17インチのディスプレイがございますが、
三菱の
RD17GII という旧製品をほぼ半額で買いました。
安物のディスプレイはブラウン管が球面で、天井光が反射したり
水平線が曲線で表示されたりしますが、この製品は
フラットなので見やすいです。
ソニーの
トリニトロン管も画面がフラットですが、
実売価格が随分違っておりました。
1996年の12月に
JCSの通販で買いましたが、
1999年5月に電源のトランジスタが故障し、持込み修理で25,000円も
かかってしまいました。
ちなみに、出張修理だと出張費だけで15,000円余分に取られて
しまうそうです。
- ディスプレイにフィルターがかかっています。
東レの E-フィルターの
最上級品で、30,000円くらいしましたから、これだけでディスプレイが
買えてしまいます。
コンピュータを使うときは、ほとんど画面を見ているわけですから、
目を守るための費用を惜しんではなりませぬ。
ディスプレイのピントがぼけていたり、反射光が強かったりすると、
確実に視力が弱くなります。
- ディスプレイの隣にパソコン本体が立っています。
1996年の12月に買ったJCSの
VC5133Pという機種で、Pentium 133MHzです。
メモリは増設してEDO 64MB、ハードディスクはIDEで、
NECの 2.5Gと
Quantum 4.3Gの2台。
マザーボードは
Micronics
M55Hi-Plusで、チップセットは
Intel Triton、
BIOSはPhoenix、
CD-ROMとFDDがTEAC、
モデムとサウンドボードは
CREATIVE Modem Blaster 336で、33,600bpsのボイスモデムと
AWE32 のサウンドボードがいっしょになっています。
ビデオカードは当時最速を誇った
Matrox MGA Millenium 4MBですが、
今では「遅い」マシンになってしまいました。
- PCの上に乗っているのがMIDI音源
Roland SC-88 Pro で、
1996年の12月に、「ミュージ郎」パッケージで買ったものです。
PCとは当初シリアル接続していましたが、タブレットを接続したため、
現在はSound BlasterのMIDI OUTにつないでいます。
音源はどんどん新しい機種が出て音質、音色数、機能が
増えていきます。初心者だからといって安いものでよいと考えるのは
間違っています。そのときに一番新しい機種を買っておくと、
後悔しません。
- さらにその上がスキャナです。
EPSONの
GT-5500で、ホームユースとしては、普通の機種です。PCとは
Adaptec
AHA-2940AUを介してSCSI接続しています。
この写真にはありませんが、プリンタは同じくEPSONのMJ-800Cというの
がつながっています。
X68000に
接続するために買ったもので、
漢字フォントを内蔵しています。
- 森永チョコボールを
はさんでTEACの
MTRがあります。
TASCAM PORTASTUDIO 424という機種で、カセットテープに
4チャンネルの録音をすることができます。
テープスピードは3スピードで、微調節できますので、
録音テープから採譜するときに、音の高さを楽器に合せることが
できます。
ミキサーの1/2チャンネルをテープ再生用、3/4チャンネルをSC-88 Pro
からの入力用にして、もっぱら耳コピー用に使用しておるわけです。
手前にある黒いケーブルで、ヘッドホンにつながっています。
スピーカーで鳴らすと「変な音楽はやめなさい」と、
妻子から苦情が出るのでございますよ。
- ディスプレイの横に片側だけ見えているのは、
YAMAHAのYST-M5という
PC用スピーカーですが、これはPCを買ったときに標準で
ついていたものです。音は悪いですが、耐えられないほど悪い
ことはありません。
- 手前にキーボードがあります。
Roland PC-200で、
MIDI入力用として1991年12月に、CM-64 と共に買ったのでした。
でもへたくそで、リアルタイムでは演奏できないので、
もっぱらアレンジの際の音の確認に使っています。便利です。
- さらにその下にPCのキーボードがあります。
富士通のキーボードですが、
ストロークが浅めで、気に入っています。
その隣にはマウスがありますね。
SANWA SUPPLYの
COMFORTというちょっと小さめのマウスです。
PCに標準でついてきたMicrosoftのPS/2マウスは、
でかくて持ちにくくて使いものにならんので、
これに換えたのでございます。
- さらにその下が、WACOM
ArtPad fanという小さなタブレットです。
ディスプレイとPC本体の間に立ててあるのが専用のペンですね。
画面の解像度が高いと、ポイントが決まらなくて、
なかなか使いにくいです。800×600くらいでないと、絵は描けません。
でも、これで絵をかくことはなくて、まず紙に鉛筆で線画をかいて、
それをスキャナで取り込んでから、修整・着色します。
このときにタブレットがあると修整がやりやすいです。
私の場合、たいてい塗り絵なので、
D-Pixedというフリーの
ソフトを使っています。パレット(インデックスカラー)を使った
256色までのお絵描きには、とても使いやすいソフトです。
- OSはMicrosoft Windows95です。実は
RedHat版Linuxも
入れてありますが、ほとんど使っていません。
MIDI制作のときは、
Cakewalk
Professionalを使っています。
ディスブレイに表示されているのがその画面です。
...てなことで、蛞蝓屋敷のDTM関係をご紹介(自慢)申し上げました。
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