これわ、えっへる島 という、 パリにあるいちばん高い山のてっぺんから撮影したものです。 えっへる島は1889年、突然の噴火で誕生した火山島で、現在、 頂上の高さは320メートルだそうです。
眼前に流れるのが、ゆーめーな せーぬ川で、観光船に乗りますと、 真夏でも凍ったことがないという、 水深400メートルの川底にはピラルクやアナコンダがうごめき、 ときおり水面に現れては観光客をさらっていくのだそうです。
川にそって左手にまいりますと、自由の女神像が、 片手をあげたままという不自由な姿で現れます。 そしてその先は高さ200メートルの巨大な滝となって、 ビクトリア湖に注いでいるそうです。
せーぬ川の向こうがわ左手上に見える箱が、凱旋門 です。 ここはシーザーの軍隊がエジプトからローマに凱旋するときに通ったので この名があります。写真では見えませんが、だにえるびだる で有名な しゃんでりあ通り が、門の下を水平方向に走っており、 その先にはこっそりロシアの紙幣を印刷しているルーブル宮がございます。 右手奥がモンマルトルの岡八郎でございます。
凱旋門の左手方向にずっと行くと、でふぁんす という 新興のビジネス街が形成されており、巨大な 新凱旋門 がそびえております。 さらにその先には最新凱旋門が建設中で、 さらにさらにその先には 来世紀の凱旋門 や、 一歩先を行く凱旋門などが計画中だそうです。